Sunday, December 09, 2007

築地の食べ方


プリっとしたネタ、銀色に光るシャリ、板前さんの帽子の白さ、芳しい鰹節の香り、鮮魚店の魚たちよりイキのいいおじさん、行きかうターレット…。

築地って、東京で一番エキサイティングな場所だと思う!

美味しいものが食べれるor手に入るというのはモチロンだけれど、河岸で働く人々の姿を見ているだけで、ニッポン人が食に対して持っている真摯な姿勢や美学のようなものを教えてもらえる気がする。

綴じ込み付録の築地マップもさることながら、市場で働く人々のとっておきの魚料理レシピ特集が最高でした。


dancyu (ダンチュウ) 2008年 01月号 [雑誌]

Thursday, December 06, 2007

空港にて


普通の人生を送る普通の人たちが、普通の日々の中で訪れた普通の場所で過ごした一瞬を描写した短編集。
子どものころから、人生の中で目指さなければならない最低ラインとして「普通」があった。「普通が一番」と言われるように、普通であるということは、変化に乏しくつまらない部分もあるが、概ね、80%ぐらいは安定していて、ハッピーである、という状態を指していた。普通という言葉を肯定的に使うことは、世間一般の共通認識であったように思う。リストラや、家庭崩壊や、うつ病は、本来「普通」とは縁のないものだったはずなのに、最近はどうも様子が違う。そう感じるようになったのは、自分が大人になったからだろうか、それとも時代が変わったからだろうか。
「オウムに入った連中がおれはよくわかるんだ。気力がゼロになると何か支えてくれるものが欲しくなる。何だっていいんだよ。やっとわかったんだけど、本当の支えになるものは自分自身の考え方しかない。いろんなところに行ったり、いろんな本を読んだり、音楽を聴いたりしないと自分自身の考え方は手に入らない。」
「普通の人は、一生、普通というカテゴリーに閉じ込めらて生きなければならない。そして、普通というカテゴリーにはまったく魅力がないということをほとんどの人が知ってしまった。そのせいで、これから多くの悲劇が起こると思うな。」
「相手が意思と好意でやっていることについて、どうしてそんなことをするのとかと聞くのは甘えだ。あなたが好きだからやっているんだよ、と言って欲しいからそう聞くのだ。幼児と一緒にいるとそのことがよくわかる。」



空港にて (文春文庫)

Wednesday, December 05, 2007

親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育

シュタイナー的な教育論に出会うまで、子供を育てるということはストイックで辛いものだと思っていた。子供の気質や趣味嗜好はもちろんのこと、子どもがどういう風に成長していって、どんな人生を送るのかは、親の育て方が全面的に影響してくるのだと思っていた。子供に対して親が負う責任の重さに戦々恐々としていたのだ…。

子供に対してベストを尽くしたい。けれど、その思いが強ければ強いほど、巷に溢れる様々な情報や価値観に翻弄されて、一体全体何が良いのかわからなくなる。

典型的な頭デッカチになっていたところへ、まさに天啓が降りてくるというばかりに出会ったのがこの一冊。

「子どもは、たんに家庭における体験を集めただけの存在ではないし、私たち親の持つ育児技術の製品でもない、かけがえのない存在です。」

「子どもは小さな大人ではありません(中略) たとえば、まだ一、二歳の幼児は、自己と外界に違いがないような「参加的な意識」のあり方をしています。二歳から三歳の間に記憶が発達し、「私」という言葉を使うようになったとき、初めて意識に大きな変化が表れます。このため多くの人は、三歳以前の記憶をほとんど持ちません。」


七歳までの子どもは、全身を感覚器官にして世界を理解し、周囲の人間を模倣することで成長する。親がしなければならないことは、大人の理論や知識を押し付けたり、大人のルールにのっとって躾にやっきになることではない。子どもを取り囲む空間を美しく温かいものにして、子どもが「自分は大切にされ、愛されているのだ」と常に感じられるようにすることが、私たち親のするべきことなのだ。

子育てという、クリエイティブで、芸術的で、愛情に満ち溢れた仕事をスタートすることに、期待と喜びを感じずにはいられない。

親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育―子どもの魂の、夢見るような深みから

Thursday, January 25, 2007

最近読んだ本

イスラエルーパレスチナものにハマっていたわけで。。。

秘密―パレスチナから桜の国へ 母と私の28年
重信 メイ / / 講談社ISBN : 4062108593
スコア選択: ※※※※※

中東のゲットーから
重信 メイ / / ウェイツISBN : 4901391313
スコア選択: ※※※※

ガーダ―女たちのパレスチナ
古居 みずえ / / 岩波書店ISBN : 400022459X
スコア選択: ※※※

五月のガザ押原 譲 / / 講談社ISBN : 4062136198
スコア選択: ※※※※

正直な気持ちを話そう True to the Heart―イスラエル、パレスチナ45人のリアル・ライフ
八木 健次 / / たちばな出版ISBN : 4813317049
スコア選択: ※※※※※

BS世界のドキュメンタリー


















NHK BSで、シエラレネオ出身のミュージシャンが難民キャンプで結成したレゲエバンド「The Refugee All Stars」の特集をやるらしい!世界中で作られたドキュメンタリーの秀作ばかりを放映するというこの番組、次回以降のラインナップもとっても魅力的。でも、うちってBS見れたっけ?

シエラレオネ 難民の心を歌に  1月24日(水) 後9:10~10:00
ノンストップ! インディアンドリーム  2月4日(日) 後10:10~11:00
密着 ボリウッドスターの日々  2月4日(日) 後11:10~前0:00

などなど。