Thursday, February 09, 2006

黒いグルーブ!















ジャンルに囚われず、「黒いグルーブ」を持ったアーティストの写真を数多く撮られているフォトグラファー・石田昌隆さんの講演会に行ってきました。

↑最近のSTUDIO VOICEの表紙の写真も石田さんによるもの。
後ろで熱唱してるのがジンバブエ独立闘争の戦士、Thomas Mapfumoで、POLICEというヘルメットを被っているのは、セキュリティの警官。のはずが、この人に財布をスられたらしいww。

ジャマイカのレゲエシーンに始まり、イギリス、ナイジェリア、ジンバブエ、南ア、チェコ、などなど各国のアーティストを撮り続けてきた石田さんですが、
西欧向けに味付けされたイワユル「ワールドミュージック」ではなく、現地仕様のローカルミュージックこそが、グローバルに通用するgood musicなのであーる!という信念のもと、今も面白いシーンを求めて世界中あちこちを旅していらっしゃるそうです。

80年代アタマのキングストン、ACESのサウンドシステムでマイクを握るYELLOW MANや(シビレル!)、ナイジェリア・レゴスのカラクタで煙を燻らすフェラ・クティ(シビレル!!)、などなど、数々の奇跡のワンショット&小噺は、石田さんの著書でも拝見することが出来るので、ゼヒどうじょ。


ちなみに石田さんが写真家になった理由は、
「もともとSLを撮っていたのですが、同じように、黒くて、煙を吐く。という理由で黒人ミュージシャンを撮るようになりました」
だそうです。

やーまん。