Wednesday, November 30, 2005

BTD in TZADIK
















久々にタワレコに行ったら、変態パーカッショニストCyro Baptista率いるBeat The Donkeyの2ndがアルバムがジョン・ゾーンのレーベルTZADIKからリリースされてました。

Cyro Baptista/Love the Donkey

実はコレ一年前位にシロが自主制作盤で出してHPで売っていた「Beat the Donkey Beat」と中身は一緒です。ジャケット違うから間違えそうだけど。個人的には自主盤の方のすっとぼけたロバがものすごいツボだったのですが。残念。Paypalでしか買えなかったら、今回のTZADIKからの再発はとっても嬉しいですね。










失神しそうな格好良さ!

ココで試聴できます↓
・Matan
・Olivia
・Rio de Jamaica

Tuesday, November 22, 2005

SONY Under Fire











今年はインフルエンザが大流行するそうですが、サイバー世界では米SONY BMGのコピー防止機能付きCDを感染源とする‘rootkit’が流行りまくって大変なことになっています
(実はかなり楽しい!)

コチラに危険性のあるCDのリストがアップされています。
日本でも大ヒットしたAmerieとかありますね。トレイ・アナスタシオのニュー・アルバムも!

これらのCDをPCで再生しようとすると、自動的にプレイヤーがインストールされるんだけど、実際にはrootkitがインストールされます。

rootkitというのは、もともとハッカーなんかが他人のPCに不正に入り込んだ後に利用するソフトウェアで、侵入を隠蔽する為にログを改ざんしたり、バック・ドロップという逃げ道を勝手に作ったり、パスワードを盗んでOSの管理権限を奪ったりと、悪事の限りを尽くします。
rootkitがインストールされたPCには、ハッカーは自由にアクセスすることが出来る訳。

SONY-BMG社がCDに組み込んで流通させているこのシステムの危険性はメディアでもかなり話題になり、実際にこのシステムを狙ったトロイの木馬型ウィルスも発見されたりして、日本でも一連のCDがリコールされるまでの騒ぎになっちゃいました。

今回SONY-BMGは、CDに掛けたコピーガードを破られないようにシステムをユーザーの目から隠そうとして、このrootkitを使用したらしいんですが、問題はそれだけじゃなくって、実はこのソフト、スパイウェア的な特性を持っていてユーザーの情報を勝手に本社に流していた、とか、Apple社のiTMSで使ってるDRMを盗用したものだとか…

叩かれまくっているSONYもかわいそうだけど、ホコリ出すぎでしょう!

自分のPCがrootkitにやられているかどうかは、RootkitRevealerというフリーソフトで調べることが出来ます。
でも、結構めんどくさそう、コレ…

Wednesday, November 16, 2005

ぶっとびグリム



















ちぇいー。
ブラザーズ・グリムを見てきました。
「未来世紀ブラジル」や「ラスベガスをやっつけろ!」などなど、世紀の名変態映画を世に送り出してきたテリー・ギリアムの最新作!ということで、かなり期待度maxだったんですが、これが意外とまっとうでした…。

とは言え、手に汗握るストーリー展開の中にも笑わせすぎでしょ、っていうくらいなオチがちりばめられていて、ホントずっとケラケラ笑いっぱなしの二時間でした。道義も道徳もなく、「え!そこまでやっちゃう?」みたいなエグい場面も盛りだくさんなあたり、ギリアム節は健在!

ただ、個人的にはCGを使った場面で、一瞬素に戻されしまったというか…
いまいち抜けきらない飛びっぷりが消化不良でもありました。
そのあたり、やっぱり下地が良い子のための童話だからなのでしょうか。

ビールでも飲みながら、酔っ払って鑑賞されることをオススメします!

Monday, November 14, 2005

カンジ





















再来週に高校時代の悪友がWeddingPartyを開くということで、無謀にもカンジになってしまいました。
でも、ホント、パーティーの企画って超楽しい!

ビーチで大騒ぎが年中行事だった高校時代。
あの頃のやんちゃぶりはさすがに影を潜めてはいるけど、しっとり系のパーティーにしたいという新郎新婦側の希望を一応は踏まえつつも、隙あらばやんや系に持っていこうとするあたり、やっぱり根は変わってないなー。

人生の門出ですから、やっぱり楽しくないと!

Sunday, November 13, 2005

土曜の夜は…

















SPIKE BARにAUSKYオンザターンテーボーを見に行きました。
TWIGGY→LUVsickでおもわず泣かされました。やっぱり女の子のDJってズバキュンな感じが良いですねー。

テキーラで足腰フラフラなまま、2時過ぎに恵比寿のMILK行ったら、MS CRUのイベントで、ものすごいドープな感じでした。重い!黒い!暗い!

ホント、色んなスタイルの色んなアーティストが色んなところで頑張っているんだなーと感無量になったり。

B3のビア・カウンターがあるスペースになぜかマジシャンがいて、華麗なるマジックに目が回っちゃいました。

マーティン・ルーサー
















THE ROOTSの元メンバーの、マーティン・ルーサーのソロアルバムが、なんとモンゴル800と同じ沖縄のインディーズレーベルからリリースされる、ということで、渋谷のCHELSEA HOTELであった来日公演に行ってきました。
どうでもいいけど、ROOTSってもうモー娘ばりにメンバーの脱退が激しくて、オリジナルメンバーが誰なのかさっぱりわかりません。ラゼールはどこへ。クエストラブは健在なの?とか。
今回のマーティン・ルーサーは本人がギター&ボーカルで、ROOTSよりはずいぶんロックより。ドラムが女の子なんだけど、超タイトで格好良かったです。
それにしても、歌上手いなー!!!

その後久々に高校の同窓会?が中目黒であったので行ってきました。新聞記者をやっている元クラスメイトから、モロBABYLON BURNIN'なライターをもらってしまいました。

Thursday, November 10, 2005

Yusef Lateef
















YUSEF LATEEF/EASTERN SOUNDS

最近このアルバムの中の「Love Theme From Spartacus」をカマゲンしまくりです。

原曲はキューブリックの映画のサントラ曲。Bill Evanceもカバーしてるけど、このLateefのバージョンのほうが好き。飄々としたオーボエの音色がなんとも切ないのであります。

Jazz界の異端児、World Music界のゴッドファーザーと呼ばれているYusef Lateef。
もともとサックス奏者として、数々のSwingバンドで活躍していたのですが、30代半ばで東洋思想に目覚め、61年にこの「Eastern Sound」をリリース。コルトレーンもこのアルバムにはめちゃくちゃ影響を受けて、彼の後期の作品にはLateefの東洋的なエッセンスが反映されているそうです。

サックスはもちろん、フルートやオーボエ、琴まで(!)こなすマルチ・プレイヤーであり、小説や短編集の執筆活動なんかも行っています。また、熱心なイスラム教徒で、その分野で博士号を取得し自ら教鞭も取っていたことも。

そういえば昔、IQの高さは演奏技術に通ずる、みたいな話を聴いたことがあって、どこぞの日本の電機メーカーでは、研究者によるフルオーケストラがあるとか…。ちなみにIQ200を超える(らしい)あのアメリカのライス国務長官も名ピアニストだそうです。スゴイ世界ですね。

ともあれ、一時はNew Ageに傾倒していたYusef Lateefも90年代は再びジャズに戻り、Archie Sheppとアルバムをリリースしたりしてます。今年85歳ですが、SanFranciscoJazzFestivalにも出演するなどまだまだ精力的に活動しているそうです。
一度でいいからライブが見てみたい…。

ちなみにNujabesの「the Final Veiw」はこの曲を大胆に(ていうかそのまま)サンプリングしています。
NUJABES/METAPHORICAL MUSIC
こっちもまた胸キュン系で結構好き。。。

Wednesday, November 09, 2005

Serbian Boys Love Braziian Girls
















ブラジリアン・ガールズの新曲かと思いきや、
く、くだらない…

「Serbian Boys Love Braziian Girls」By LRAD (MP3)

リンクとべなかった方はこちらへどうじょ。
Vervemusic
BrazilianGirls.info

ちなみにLRADというのはロングレンジ・アコースティック・デバイスの略で、アメリカ軍が開発し実際にイラクでも使用している最新型の非殺傷兵器のことらしい。
耳をつんざくような高周波の爆音ビームを発射し、敵を撃退する…って。スゴイこと考えるね。

もちろん、このネーミングは確信犯でしょう!

Monday, November 07, 2005

over the rainbow
















シブヤにも虹は架かるのです!

Sunday, November 06, 2005

J.T.Leroy



J.T.Leroyの小説を始めて読んだけど、めちゃくちゃ強烈でした。

サラ、いつわりの祈り


ガス・ヴァン・サントの「ELEPHANT」では共同プロデューサーとして名を連ねていたこの人、10代の頃から雑誌のライターをやっていて、18歳の時、自伝的小説「SARAH」で小説家としてデビュー。二作目のこの小説はAsia Argento というイタリア出身の女性監督(←実は女優でもあって、「王妃マルゴ」とか「トリプルX」にも出てる)によって映画化されて、今年の夏頃日本でも公開されてました。

ドラッグ、暴力、虐待、性的倒錯、とこの世のネガティブ要素が満載。なのに、こちらが想像する悲壮感は全くナシ(そこに違和感を感じたりもするんだけど)常識では考えられない状況の中にもこんなに強烈な愛情って生まれるのね、とチョット感動しました。

映画のオフィシャルサイト。マリリン・マンソンも出てます(見たくない?)
http://www.sara-inori.jp/

J.T.Leroyがリリックを書いているバンド、Thistleのサイト
http://www.thistlehq.com/

Friday, November 04, 2005

BLEEP.COM


UKの老舗レーベル、WARPが今年の夏に始めた音楽配信サイト、Bleepが最高です。

今年はニッポンでも色んな配信サイトが立ち上がったけど、各社によってフォーマットが様々で、聴きたい曲を全部聴くには複数のプレイヤーを持たなきゃいけない…なんていう、CDオンリーの時代には考えられなかった不便な状況になっているような気もします。

そんな中、音楽はやっぱりユニバーサルデザインじゃないと!という素晴らしい信念のもと、ユーザーのモラルを頼みに、とことんフェアなシステムを打ち出したのがこのBleepなのです。

なにがそんなにスゴイかというと、
・特定のプレイヤーソフトをインストールしなくて良い
・ファイルはDRMのかかっていないMP3なので、どんなプレイヤーでも聴ける
・でも、通常のMP3(128kbps)より音質が良い(205kbps)
・インターフェイスが超シンプルで使いやすい
・全曲フル視聴可能
などなど…。

最初はタイトルも少なかったんだけど、Bleepの考え方とシステムに共感したレーベルがぞくぞくと参加してきていて(KARAOKE KALKとかTOMLABとか探すと結構出てきます。)、ヨーロッパではiTMSを凌ぐ盛り上がりを見せているとか。

マーシーの絵


この世界の色なんて…



一枚の絵、一人の人、一曲との出会いで

いくらでも変わっちゃう訳です。

Tuesday, November 01, 2005

If you can fly...


もしも空が飛べたなら…

FLY GUY


ヨコに進むかタテに進むか悩む。