Wednesday, August 31, 2005

Trio Elétrico …?



今週末から飯田橋の日仏学園にて、東京ブラジル映画祭が始まります。アニメーションやミュージッククリップも含む30作品以上を上映。イチオシは 『シャメ・ジェンチ --トリオ・エレトリコ物語 』


あらすじ : ブラジルのカーニバルではお馴染みの音響装置付きの大型トラック、トリオ・エレトリコの歴史を振り返る音楽ドキュメンタリー。1950年にバイーアで誕生したトリオ・エレトリコは、エリートだけが楽しめたカーニバルに大きな変革をもたらし、庶民にとっても身近な存在になった。そんなカーニバルの歴史を作った、そして今も作り続けている人々の思いを当時の貴重なライブ映像とともに綴る。ジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローゾをはじめブラジルを代表する大御所ミュージシャンの歌声が観るものの胸に力強く迫ってくる。



実は前から超気になっていたのです。このトリオ・エレトリコなる巨大トラック。ブラジルものの映像で初めて見たときは、めちゃくちゃ興奮しました。だって、これって超ラガなスタイル!ジャマイカ人もその昔(今も?)トラックに巨大スピーカーを乗せたサウンドシステムで、いたるところで即席野外ディスコを開催していたのです。夜空にどかーんと積み重ねられたスピーカー…。うーん、高まる!






それにしても、スピーカーをトラックに乗せるという、ニッポン人には理解しがたい、爆音へのあくなき追求…。

ブラジルのトリオ・エレクトロとジャマイカのサウンドシステム。カリブ海を渡って共有されるこの爆音希求文化(と名付けたい)の謎が今あきらかに…!

と、ひとりで盛り上がっています。

(写真は上からトリオ・エレクトロ(Brasil)とサウンドシステム(Jamaica)。似てるでしょ?)